「WiMAXのサービスは2020年3月で終了」とニュースや噂で知って慌てている人にお伝えします。
- 2016年以降に販売されたWiMAXの機種を使っている人
- これから新規で契約をする人
この人たちには関係のない話になります。
え!?関係ないってどういうこと!?と思っている人もいると思いますので、詳しく説明していきます。
”WiMAX”は3つの回線を利用している
WiMAXは、3つの回線を利用して通信を行っています。
- WiMAX
- WiMAX2+
- au4GLTE
今回2020年3月31日にサービス終了となるというのは、WiMAXという通信が使えなくなるということです。
※2018年9月30日にWiMAX新規申し込み受付終了しています。
ですので、WiMAX2+回線、au4GLTE回線は引き続き利用することができるため、”WiMAX” のルーターは利用できます。
WiMAX回線 | WiMAX2+回線 |
下り最大13.3Mbps |
下り最大440Mbps
|
WiMAX回線とWiMAX2+回線の違い
そもそもWiMAX回線とWiMAX2+回線の違いは、いくつかあります。
簡単に言うと、WiMAX回線=旧回線。
WiMAX2+回線=2015年以降の新回線です。
速度は約30倍違います。
また、利用できるエリアも異なります。
ここ数年の、莫大な投資や通信技術の発達によって、快適な高速通信をもたらしてくれているんです。
なぜWiMAXのサービスを終了させる必要があるの?
そもそもなぜWiMAX回線のサービスを終了させる必要があるのか?公式サイトには、こんな感じで書いてあります。
UQは、現在WiMAXサービスを提供している周波数帯10MHzをWiMAX 2+サービスに切り替え、周波数の有効利用により快適な通信サービスを提供してまいります。
これにより、WiMAX機器のほか、一部のWiMAX 2+機器に搭載しているWiMAXサービスがご利用いただけなくなります。
なんかよく分かりませんよね。
めちゃめちゃかみ砕いて言うと、WiMAX回線で使っている周波数をWiMAX2+回線で使うことにより、今より速い通信サービスを利用できるようになるようにしちゃいます!って感じです。
今現在、下り最大440Mbpsですがもっと高速化する日が近いのかもしれません。
WiMAX機器を使っている人は機種変更しなければならない!
現在、WiMAX機器を利用している人は、WiMAX2+機器に機種変更が必要です。
もし、機種変更しなければ利用することができなくなってしまいます。
また、関連サービスの終了も発表されています。
プラン変更が必要な人もいるため、必ず早めに対応しましょう。
「機種変更するとお金かかるし、料金高くなるでしょ!?」なんて心配はいりません。
無料でWiMAX2+機器に機種変更の対応をしてもらえます。
また、月額利用料金4,380円が3年間3,696円で利用することもできます。(UQ Flatツープラスギガ放題)
サービスが利用できなくなる対象機種
- ISW16SH
- ISW13HT
- ISW13F
- DATA08W
- DATA08WB
- HWD15
- WiMAXパソコン
- WiMAXタブレットなど
中には2016年発売のものもあるので注意してください。
※一例です。
終了する対象プラン
- UQ Flat年間パスポートプラン
- UQ Flat年間パスポートハート割
- UQ Flat
- UQ Step
- UQ1Day
終了するサービス
- WiMAX通信機能搭載3Gスマホ向け「+WiMAX」サービス
- WiMAX通信機能搭載3Gデータ通信端末向け「3G/WiMAXハイブリッド」サービス
- WiMAX通信機能搭載LTEルータ向け「ノーリミットモード」など
まとめ
旧WiMAXはなくなりますが、WiMAX2+回線はそのまま継続できるため利用可能です。
今、WiMAXを利用しているのであれば、早めにWiMAX2+に変更することをおススメします。
ここまでお読みいただきありがとうございました。