ソフトバンク光からドコモ光に乗り換える手順や工事、デメリットなど解説

ざっくりとした結論

ドコモスマホユーザーは割引になるので乗り換えが得

ソフトバンク光の解約金はキャンペーンで相殺可能

ドコモスマホユーザー以外へおすすめの光回線も記事の最後で紹介

 

ソフトバンク光を使っているけど、速度が遅かったり、料金が思ったよりも高い…

そんな悩みを抱えていませんか。

 

実はソフトバンク光は、

地域によって速度が遅い場合があったり、

使っているスマホによって、料金が高い場合があるのです。

 

今回はそれらを解決する方法として、

ドコモ光への乗り換えを紹介します。

 

乗り換えの手順や工事、デメリットなど。

一つ一つわかりやすく解説します。

ぜひ最後までお読みください。

 

それでは、みていきましょう。

 

ソフトバンク光からドコモ光に乗り換えるデメリット

ソフトバンク光からドコモ光に乗り換えるデメリットは3つあります。

 

マンションタイプは利用料金が高い

マンションタイプの料金は、

ソフトバンク光よりドコモ光の料金が高いです。

二つの光回線の料金を比較した表が以下です。

 

ドコモ光とソフトバンク光の基本料金比較表
ドコモ光 ソフトバンク光
ファミリー(戸建)タイプ

プロバイダーA:5,200円

プロバイダーB:5,400円

ファミリー(戸建)タイプ

5,200円

マンションタイプ

プロバイダーA:4,000

プロバイダーB:4,200円

マンションタイプ

3,800

 

ドコモ光は2種類のプロバイダータイプがあります。

タイプAとタイプBがあり、タイプAの方が料金が安いのです。

料金が高いからと言って、タイプBの方がサービスが優れているわけではありません。

 

特に理由がない限り、タイプAを選んだ方がいいです。

 

 

 ソフトバンク光の解約金支払いと工事費の清算が必要

ソフトバンク光からドコモ光へは「転用」できません

NTTフレッツ光からドコモ光に変えた方は、解約金がかからなかったと思います。

ソフトバンク光からドコモ光へは、解約金無料で転用することができないのです。

 

もともと転用とは、「フレッツ光から別のコラボ光へ変更する手続き」のことです。

今回はコラボ光からコラボ光のため、技術的にできないのです。

 

そのためソフトバンク光は解約する必要があります。

2年に一度の更新月以外は、9,500円の解約料金がかかります。

解約違約金の他には、工事費の分割残債が残っている場合は、工事費も一括で支払わなくてはいけません

 

ソフトバンク光の解約でかかる費用(最大)
  • 2年契約の解除料(2年毎の更新月以外)9,500円
  • 工事費の残債(24,000円:分割の残債を解約月に一括請求)

参考:ソフトバンク光のスムーズな解約方法と違約金をゼロにする方法

 

例えば1年間でソフトバンク光をやめてドコモ光にする場合、9,500円+12,000円=21,500円が解約月に一気にかかる計算となります。

かなり高額な出費ですが、一つだけ解決方法があります。

それは、ドコモ光の加入特典で相殺してしまうことです。

 

上記で紹介したGMOとくとくBBのようなプロバイダで申し込んだ場合。

最大3万円分の加入特典を受け取ることができます。

こちらで解約金関係を相殺してしまえば、「違約金負担なしで乗り換え」も可能なのです。

 

「特典がなくなったら意味がないのでは?」と思われるかもしれません。

確かに、あなたがドコモスマホユーザーでなければ料金的なお得はありません。

しかし、ドコモユーザーなら「光パックの割引」が適用になります。

 

あとは、毎月の料金割引で元をとればいいのです。

 

 

 ソフトバンクのセット割「おうち割光セット」が使えなくなる

あなたがもしソフトバンクスマホのユーザーなら、「おうち割光セット」の割引を受けているはずです。

ドコモ光に乗り換えると、そちらの割引はなくなってしまいます

ソフトバンクユーザーの方は一人当たり1千円程度料金があがることは覚悟しないといけません。

 

 

ドコモ光の開通工事が必要

ソフトバンク光からドコモ光への乗り換えで、再度工事をする必要があります。

工事費はGMOとくとくBBからの申し込みであれば無料のキャンペーンを行なっています。

しかし、回線の引き込みや機器の設定は再度必要なので、注意しましょう。

 

ソフトバンク光からドコモ光に乗り換えるメリット

ソフトバンク光からドコモ光へ乗り換えると、大きく分けて二つのメリットがあります。

 

ドコモのスマホユーザーは「光パック」が使える

ドコモスマホのユーザーは料金が割引されます。

これが最大のメリットです。

ドコモのスマホを使っているのにソフトバンク光を利用していた人は、間違いなく料金が安くなります。

 

プランに応じた割引額はこちらです。

※戸建/マンションどちらのタイプも割引金額は同じです。

 

ドコモ光パック割引き額一覧表
一人用データプラン 家族でデータシェアプラン
ウルトラデータLLパック:1,600円 ウルトラシェアパック100:3,500円
ウルトラデータLパック:1,400円 ウルトラシェアパック50:2,900円
データMパック:800円 ウルトラシェアパック30:2,500円
データSパック:500円 シェアパック15:1,800円
ケイタイパック:500円 シェアパック10:1,200円
シェアパック5:800円

 

 

通信速度が速くなる

ドコモ光はiPv6を利用できます

これは新しい通信技術で、これまでのiPv4での通信より速い速度が出せるようになりました。

まだiPv6に対応していない光回線も存在します。

 

最新の技術に対応できるのはドコモ光のメリットです。

ちなみにソフトバンク光もiPv6に対応はしていますが、一つ注意が必要です。

それは、オプションに加入しないとiPv6が使えないことです。

 

ソフトバンク光ではひかりBBユニットで通信しないとiPv6が使えません。

ひかりBBユニットのレンタルは月額500円の料金がかかります。

一方ドコモ光ではiPv6対応のWi-Fiルーターが0円で利用できます。

 

速く通信するのにお金がかからない

これは大きなメリットです。

 

 

ソフトバンク光からドコモ光の乗り換えはおすすめ?

総合的にみて、

現在ドコモのスマホを使っていれば、ドコモ光はおすすめです。

割引による料金的なメリットがあるからです。

 

GMOとくとくBBからの申し込みであれば、豪華なキャンペーンももらえます。

 

ドコモ光のおすすめプロバイダ:GMOとくとくBB

ドコモ光を申し込む場所は、GMOとくとくBBがおすすめです。

こんな特徴があります。

  • ドコモショップで申し込むと、工事費が有料
    →GMOとくとくBBなら工事費無料
  • ドコモショップで申し込むと、キャッシュバックは0円
    →GMOとくとくBBなら1万1千円を現金キャッシュバック
  • ドコモショップで申し込むと、Wi-Fiルーターが有料
    →GMOとくとくBBなら、無料で高速Wi-Fiルーターレンタル可能

 

もちろんドコモ公式キャンペーンと併用可能です。

東海地域なら2万円分のdポイント。

それ以外の地域は1万円分のdポイントが進呈されます。

 

GMOとくとくBBは、いわば「公式+独自キャンペーン」の特典2重取りができる代理店なのです。

 

ドコモ光代理店GMOとくとくBBのキャンペーンサイト

 

 

おすすめ光回線2:NURO光

「ドコモユーザーじゃないし」

「速度が速くなればそれでいいし」

という人にはNURO光がおすすめです。

 

なんといってもNURO光は速度が2倍

最大2Gbpsの速度を提供しています。

かつ、料金が安いのも特徴です。

 

また、NURO光では現在とても豊富なキャンペーンを行っており、乗換えコストがほぼかからないのでソフトバンク光からの乗り換えも安心です。

NURO光のデメリットは、提供範囲がまだ限られていることです。

NURO光の提供エリアは現在、関東エリア(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県)東海エリア(愛知県、静岡県、岐阜県、三重県)関西エリア(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県)※一部地域を除く、となっておりますので契約前に提供エリアかどうか確認が必要です。

NURO光のお得なキャンペーン特典一覧
公式キャンペーン 代理店キャンペーン
月1,334円×30か月割引きで工事費40,000円が実質無料 ネット+電話で35,000円
ネットのみで30,000円
のキャッシュバックかPlaystation4が貰える
回線+プロバイダ+セキュリティ+Wi-Fi無線ルーター全て込で月額4,743円

NURO光のお得な代理店

 

おすすめ光回線3:auひかり

auひかりは通信速度や利用料金はソフトバンク光とさほど変わりませんが、auスマホとの割引(auスマートバリュー)が使え、工事費実質無料や代理店からのキャッシュバックが大きいのでおすすめです。

ただし、auひかりも提供エリアに限りがあるので申し込み前に必ず確認するようにしてください。

auひかりのお得なキャンペーン特典一覧
公式キャンペーン 代理店キャンペーン
ネットと光電話の契約で実質工事費無料
他社ネット回線の解約違約金を30,000円まで負担
ネット+電話:50,000円キャッシュバック
ネットのみ   :43,000円キャッシュバック

auひかりのお得な代理店

以上がおすすめの光回線です。
別の記事では、「キャッシュバックキャンペーンの良い順で光回線をランキング」したものも書いています。
良ければ併せてそちらもご覧ください。

ソフトバンク光から乗り換える他社光回線の最強ランキングと注意点

ソフトバンク光から他社回線への乗り換え手順

ここまで色々な光回線をご紹介してきましたが、実際にソフトバンク光から他社回線に乗り換える場合の手順を説明します。

1.乗り換える回線への申し込み

光回線を乗り換える場合には、まず乗換え先の回線への申し込みをしてください。

解約が先ではなく、申し込みが先です。

解約を先にしてしまうと、インターネットを利用できない期間ができてしまいます。

 

2.乗換え先の光回線の工事日を決める。

乗り換え先光回線の工事日が決まれば、ソフトバンク光の解約タイミングもスムーズに決められます。

 

3.ソフトバンク光の解約

ソフトバンク光の解約は以下の電話番号で受け付けています。

186-0800-111-2009へ登録している電話番号からかけるようにしてください。

ソフトバンク光のサポートセンターは、繋がりずらい時間帯があるので時間に余裕がある時にかけるのがベターです。

 

4.乗換え先の工事と機器返却

乗換え先の工事が終わり、無事使えるようになったらこれまでソフトバンク光で利用していたモデムや光BBユニットなどの端末は返却してください。

回収キットが届きましたら、梱包し最寄りのコンビニなどで配送手続きをすればOKです。

新規の光回線で、解約嫌気金のりかえキャンペーンなどを受ける場合には解約時の証明が必要になりますので、明細書などは紛失しないようにしてくださいね。

 

 

まとめ

いかがでしょう。

ここまでソフトバンク光からドコモ光に乗り換える際の手順などについて、解説してきました。

この記事の重要な部分は以下です。

 

  • ドコモスマホユーザーにはドコモ光の方がメリットがある
  • ソフトバンクスマホユーザーはおうち割光セットがなくなるので注意
  • ソフトバンク光からドコモ光には「転用」はできない
  • ソフトバンク光の解約料金は、ドコモ光の加入特典で相殺する
  • 手順は順番通りにすすめば難しくない

 

以上を意識していただければ、

乗り換えで失敗することはないでしょう。

あなたのインターネットライフがより良いものになることを願っています。

 

それでは、

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。