ソフトバンクのプリペイド携帯(シンプルプラン)のメリット・デメリットを徹底解説

ソフトバンクには、プリペイド式の料金プランもあるのを知っていましたか。

シンプルスタイルというプラン名で、使用する日数やデータ量によって料金が変わってきます。

今回はシンプルスタイルの特徴や、メリット・デメリットをご説明していきたいと思います。

どのような使い方だと通常のプランよりお得になるのか解説しますので、「シンプルスタイルの方がお得に使えそう」と思った方はぜひ検討してみて下さいね。

 

ソフトバンクのプリペイド(シンプルプラン)の特徴

まずはシンプルプランの特徴について説明していきますね。

 

料金

ソフトバンクのプリペイド式のプランには、スマートフォンとガラケーに対応した2種類があります。

【スマホプラン(4G/3G)】
プリペイド式のスマートフォンの基本使用料は無料です。
4Gスマートフォンと3Gスマートフォンとで料金プランが異なります。

通話料は全国一律で6秒に付き8.58円となっています。
海外での利用や国際S!メールの送受信、国際SMS送信、国際ローミングの利用はできませんのでご注意ください。

スマートフォン(4Gスマートフォン)専用パケット定額サービス料金表
200MB 料金 :900円

利用有効期間: 2日

700MB 料金:2,700円

利用有効期間:7日

3GB 料金:4,980円

利用有効期間:30日

このパケットは、4Gパケット通信とS!メール、SMS、ソフトバンクWi-Fiスポットが対象になります。

他社向けのSMS送信は対象外なので注意が必要です。

なお、3GBのプランは契約が自動更新なので、解約するときに手続きが必要になりますので、こちらも気をつけた方がいいでしょう。

スマートフォン(3Gスマートフォン)専用パケット定額サービス料金表

2日: 900円

7日 :2,700円

30日 :4,980円

3Gのプランは制限がかけられていませんが、月間でパケットを1.2GB以上利用した場合、通信速度制限がかけられることもあります。

またプランの日数ごとにパケット量の上限が設けられており、それを超える場合も通信速度制限の対象となるので注意が必要です。
※2日プランで200MB、7日プランで700MB、30日プランで3GB

こちらも他社向けのSMS送信は使えず、ウェブとS!メールの送受信には専用パケットの定額サービスを申し込む必要があります。

【ケータイ専用プラン】
ケータイのシンプルプランは基本使用料金が無料なことはスマートフォンと同じですが、メールが286円の定額制で、使用量に制限は設けられていません。

通話をせずにメールメインに使うのであれば、プリペイド式のケータイはお得に使うことができるでしょう。

ケータイ専用プラン
基本使用料金 無料
通話料 全国一律8.58円/6秒
メール定額料金 286円/最大30日間
TVコール 15.24円/6秒
データ通信(64K/UDI) 15.24円/6秒

 

シンプルプランで使えるスマホ端末

シンプルプランで契約できるスマホの端末の特徴や金額を紹介します。

【Libero2】
4Gに対応しているスマートフォンで、軽量ボディが特徴です。
カラーはブラックとホワイトの2色。
日本語、英語、中国語の3ヶ国語に対応しており、海外で利用する場合も便利な設定となっています。
販売価格は2,2140円で、無料チャージが10,000円分ついてきます。

【HONEY BEE 201K】
ストラップがつけられるホールが使いやすくなっていたり、丸いフォルムがかわいい外観が魅力のスマートフォンです。
色はホワイトピンクとグロッシーパープルの2色展開で女性向けにデザインされた製品です。
カメラエフェクト機能や声でアプリを起動できる機能など、さまざまな新機能が搭載されています。
機種代金は15,984円で無料チャージが10,000円分ついてきます。

【AQUOS CRYSTAL】
2015年iFデザインアワードを受賞したデザイン的にも優れたスマートフォンです。
カラーはブルーのみとなっています。
アクオスのスマートフォンらしく写真の機能が多彩で、スクリーンショットの機能も優れています。
写真や画像関連の機能を多く求めたい方にはおすすめのスマートフォンです。
価格は10,800円、無料のオートチャージが10,000円となっています。

【BLADE Q+】
高速マルチネットワークに対応しており、高速通信が可能なスマートフォンです。
カラーはブラックとホワイトの2色です。
シンプルなデザインと機能で、高速でネット環境を使いたい方におすすめの機種です。
価格は22,140円で、無料オートチャージが10,000円分ついてきます。

 

シンプルプランで使える携帯端末

シンプルプランで契約できる携帯の端末の特徴と金額を紹介します。

【202SH】
防水、防塵に優れたケータイです。
通話がゆっくり聞こえるなど、耳の聞こえに不安がある方でも使いやすい設計となっています。
機種代金は18,576円、無料チャージは4,000円分です。

【301Z】
軽さとコンパクトさが利点のケータイです。
色はブラックとホワイトの2色で、手のひらに収まるシンプルなデザインとなっています。
機種代金は6,458円で無料チャージは4,000円分ついています。

【105SH】
ワンセグと赤外線の機能が搭載された、折りたたみ式のケータイです。
通話中の相手の声が聞き取りやすくなる機能も搭載されており、耳が聞こえにくい方でも使いやすい設計となっています。
機種代金は9,698円、無料チャージは4,000円分となっています。

 

通常のプランとの違い・特徴

通常のプランとの違いや特徴を知り、自分の利用法ではお得に使えるかどうか考えてみましょう。

 

通話料金は割高

通話料金は、プリペイドのシンプルプランの方が通常のプランより割高になっています。

通常プラン(スマ放題)の方は通話料は無料であるのに対し、シンプルプランは必ず8.56円/6秒かかるので長く通話する時は気を付けて下さい。

通常プランと比較してみました。

シンプルプランと通常プランの通話料の比較
通常プランの通話料 シンプルプラン
スマ放題:国内通話24時間無料

ホワイトプラン:ソフトバンク携帯向け無料
(午前1時から午後9時)
その他の時間帯と他社宛30秒につき20円

スマホ:6秒につき8.56円

ケータイ:6秒につき8.56円

 

通信制限と料金について

通信料金は「3Gのスマホ・4Gのスマホ・ケータイ」で料金プランが異なります。

3Gのシンプルプランはデータ定額制で、契約上限の通信量を超えると速度制限がかかるようになっています。

4Gのシンプルプランは契約日数で契約する形式で、月の通信量が1.2GBを超えると速度制限がかかります。

そのほか、契約日数ごとにも上限の通信量が設定してあります。

ケータイの場合はメールし放題の定額制と、データ通信が時間ごとに料金が発生する仕組みです。

 

シンプルプランには利用期限がある

シンプルプランのスマートフォンの利用期限は料金プランによって異なります。

2日、7日、30日のプランがそれぞれ設定されています。

ケータイの場合、メールし放題は最大30日が利用期限となっています。

 

シンプルプランを使うメリット

シンプルプランを使うメリットは、プリペイド式で利用料金を管理しやすく使いすぎを防ぐことができるため、お子さんに最初に与えるスマホにシンプルプランを選ぶと安心です。

またスマホやケータイの基本使用料金が無料なので、使い方によっては通常の料金プランよりもお得に利用することができますが、通信料や通話料が通常の料金プランよりも割高に設定してあるため、注意して使用しないと通常料金よりも多くの通信料を請求される事もあります。

またガラケーといわれるケータイは、メールし放題が月額286円なので、通話はせずに連絡はメールのみといった方は、シンプルプランを利用することで通信料をぐっと抑えることができるでしょう。

 

端末の選び方

シンプルプランで契約をする場合、端末の種類はスマートフォンとケータイの2種類があります。

【スマートフォンの端末の選び方】

  • 機能を重視する場合:最新機種の Libero2
  • かわいらしい外観を求める場合:HONEY BEE
  • 美しくシンプルなデザインと写真機能を求める場合:AQUOS Crystal

を選択するといいでしょう。

【ケータイの端末の選び方】

  • 通話の機能を重視する場合:202SHか105SH
  • メールを主に使い機能はシンプルで構わない場合: 301Z

がおすすめです。

 

シンプルプランの契約手順

シンプルプランの契約は、ソフトバンクショップに直接行って契約する方法と、ソフトバンクオンラインで契約する方法の2種類があります。

ソフトバンクショップへ直接行って契約する際は、「本人確認書類」を提出して契約します。
契約者が未成年の場合「未成年の契約者本人の本人確認書類」と「保護者の本人確認書類」および「親権者の同意書」が必要となります。

ソフトバンクオンラインで購入する場合は、「クレジットカード」と「本人確認書類」を用意し、ソフトバンクオンラインへアクセスして購入の手続きを取ります。

他社で使っていた携帯番号を、引き続きソフトバンクのシンプルプランで利用する場合も「MNP予約番号」の取得が必要です。

 

シンプルプランのデメリット

シンプルプランのデメリットは、通話料と通信料が通常の料金プランに比べて割高だということです。

契約期間が終了するたびに更新する必要があり、うっかり契約更新を忘れてしまうと電話番号が変更になってしまうため、同じ電話番号を使い続けたい場合には気をつけなくてはなりません。(3Gの3GBのプランに加入している場合は自動更新)

契約更新を忘れてしまいそうな方は、シンプルプランよりも通常の料金プランで契約する方が無難です。

また通話もネットも頻繁に利用する場合、基本料金が無料といっても通話料とデータ通信料が割高なため、通常の料金プランで契約した料金よりも利用料金が高額になってしまう可能性もあります。

 

シンプルプランに向いてる人・向いていない人

ソフトバンクのプリペイド式携帯、シンプルプランについての概要やメリット・デメリットについてご理解いただけましたか?

シンプルプランはプリペイド式の携帯電話なので、使いすぎの心配がないので、お子さんやライトユーザーの方におすすめです。

一方、通話料金・通信料金ともに通常の料金プランに比べて割高なので、メールもネットも通話も多く使う場合には「シンプルプラン」の方が料金が高くなってしまう事もあり、使い方には注意が必要です。

シンプルプランは、ご自分の利用状況をしっかり把握し、通常プランよりもお得に利用できるかどうか確認したうえで賢く使用しましょう。