ソフトバンクのオンラインショップでは多くの手続きを行うことができます。機種変更もそのうちのひとつです。今回はオンラインショップで機種変更を行うメリットやデメリットのほか、機種変更をお得にできる方法もお伝えしていきたいと思います。
ソフトバンクオンラインショップで機種変更するメリット
オンラインショップを利用するメリットを解説します。
欲しい機種がほぼ確実に入手できる
ソフトバンクのオンラインショップは在庫が豊富です。なので欲しい機種が品切れであるといったリスクが少なく、「仕方が無いので違うものを」といった妥協をしなくてよくなります。
また新発売の機種を予約しておくことも可能で、欲しい機種を確実に入手したいときには、オンラインショップの利用がおすすめです。
店頭で並ばなくても良い
土日のソフトバンクショップは特に混み合っており、用事を済ませるのに半日以上かかるといったこともよく起こります。一方オンラインショップであれば、年中無休24時間受け付けているうえ、混雑のための待ち時間もないので、すぐに機種変更の申し込みを済ませることが可能です。
またiPhoneなど新機種が発売されるときは、行列ができる場合もよくありますが、オンラインショップに予約しておけば並ぶこともなく配送で家まで届けてくれるので、忙しくてスマホの機種変更に行く暇がない人などにも便利です。
頭金や有料オプション加入料金が必要ない
ソフトバンクショップで機種変更を行う場合、頭金を払わされることがあります。ただしこの「頭金」は機種代金を最初に多めに払うという意味ではないので注意が必要です。
頭金とは代理店が独自に設定している販売手数料のようなもので、この頭金を払ったところで機種代金は減額になりません。また0円の機種を選ぶと、有料オプションに加入させられることも多くあり、結局0円の機種を買っても損することも多くなっています。
オンラインショップで機種変更を行えば、不要な頭金も払う必要がなく、また無駄な有料オプションにも加入しなくてすみます。
キャンペーンのつけ忘れなどがない
機種変更を行う際に、ソフトバンクやショップがキャンペーンを展開している場合、キャンペーンを適用し忘れることがしばしば起こるようです。
オンラインショップであれば、システムによってキャンペーンが適用されるので、キャンペーンを適用し忘れるといったことがほぼありません。
ソフトバンク公式のキャンペーンを利用できる
ソフトバンクのオンラインショップで機種変更をすることで、キャンペーンを利用することが可能になります。ソフトバンクショップでもキャンペーンを適用してもらうことができますが、たまにキャンペーンが適用されていないこともあるので注意が必要です。
2018年1月16日現在、ソフトバンクのオンラインショップで提供されているキャンペーンなどのサービスは以下になります。
キャンペーン名 | 概要 |
下取りプログラム(機種変更) | 機種変更で不要になった機種を下取り。対象機種に応じて割引特典もある。 |
機種変更先取りプログラム | 対象機種を18ヶ月利用で次の機種変更をする際、最大7ヶ月分の旧機種の残債を免除。 |
タブレットずーっと割 | スマホか携帯とセットで対象機種購入かつデータシェアプラスに加入で、タブレット基本使用料金が1520円永年割引に |
下取りプログラム(タブレット) | 対象のタブレット購入で、旧機種のタブレットを下取りし、下取り対象機種に応じて割引特典を受けられる。 |
ワンキュッパ割 | 対象機種契約で通信料を1年間2457円割引。2年目以降は1457円の割引。 |
Pocket WiFiセット割 | モバイルWi-Fiルーターとスマホをセットで利用すると適用になる。 |
ディズニースタイル無料キャンペーン | ディズニースタイルに新規加入で1年間使用料無料。 |
ガラケータダで機種変更プログラム | ケータイを60ヶ月以上利用して、対象機種に機種変更する場合は実質無料で機種変更できる。 |
24時間365日手続きができる
オンラインショップでは24時間365日申込を受け付けています。メンテナンスの時間は除きますが、いつでも手続きが可能です。忙しくて平日や休日の営業時間にソフトバンクショップに行けないという人でも、簡単に機種変更を申し込むことができるので便利です。
ただし新機種が到着するまで2~3営業日必要になります。
ソフトバンクオンラインショップで機種変更するデメリット
オンラインショップを利用するデメリットを解説します。
審査が必要
機種変更をオンラインショップで申し込む場合、審査が必要になります。審査に通過した場合は、新しい機種が発送されてきますが、審査に通過しなかった場合は新しい機種の購入ができません。
審査内容
ソフトバンクは審査の内容や基準を公開していません。しかしクレジットカードを問題なく使えているかどうかが審査の大きな基準となっているようです。
過去に滞納履歴がないか、ソフトバンクの利用料金を滞納していないかなどが審査されている可能性があります。
待ちの期間
審査にかかる時間はまちまちで、申し込みから数分で審査通過の連絡が来ることもあれば、1日経過しても返信が来ないこともあるようです。
審査にかかる時間は数十分程度といわれていますが、クレジットの記録に滞納の記録などがある場合は時間がかかることも。
審査に落ちるのはどんな場合?
審査の基準はソフトバンクからは開示されていませんが、クレジットカードの滞納暦や、利用料金の滞納暦、クレジットカードの使用履歴が存在しないなどの理由があると通りにくいそうです。
滞納額をきちんと支払い、クレジットカードを正しく使うようになると、審査に通ることもあるようなので、正しく期日まで支払うということも大切です。
合否はどうやってわかる?
審査に通過したかどうかは、ソフトバンクから送られてくるメールで通知される仕組みです。
審査に通過した場合は、審査に通過した旨と、新しい機種の発送手続きが出来た旨がメールにて通知されます。一方審査に不合格だった場合は、その旨がメールに書かれて通知されます。
機種変更時の手続き〜受け取りまでの手順
機種変更を申し込む際の手続きは以下です。
- My SoftBankアカウント、もしくは電話番号および暗証番号を用意する
- 購入したい機種のページに進み、申込種別を「機種変更」、受け取り方法を「ご自宅等へのお届け」もしくは「店舗での受け取り」に設定
- 料金サイトやキャンペーンの情報を入力
- Tポイントを利用する場合は設定
- 「次へ」を選択
- 申込完了メールが届く
- 審査に通過したら機種変更した機種が数日後に届く(だいたい2~3営業日)
- MNPの場合は電話の電源を切ってからUSIMを差し替え、再び電源を入れ切り替え作業を行う
- MNP以外の場合は新機種が届いたらUSIMを差し替えて利用開始
MNPをした場合はUSIMカードを差し替えるときに、電源を切っておく必要があります。また再起動した後も圏外になるなど切り替えがうまくいかない場合がありますが、その場合はもう一度再起動してみるといいようです。
またこれまでと同じUSIMを使う場合には、USIMは同梱されていないので切り替え作業を行う必要はありません。
ソフトバンクオンラインショップのお得な使い方
ソフトバンクのオンラインショップは公式のものと、代理店のものがあります。公式ショップはソフトバンクが運営しているサイトですが、代理店のオンラインショップはソフトバンクの販売代理店が運営しています。
そのような代理店運営のオンラインショップでは、キャッシュバックが実施されていることが多く、お得に機種変更ができる場合があります。
ソフトバンクの機種変更ができるオンラインの代理店は、モバイルステーションやおとくケータイ.netなどがあります。
これらのオンラインの代理店では、キャッシュバックのキャンペーンもまだ行っているところがあり、良質なサービスを提供している代理店であれば、数万円のキャッシュバックを入手することも可能です。
ただし現在は総務省の監督が厳しくなってきており、キャッシュバックや0円販売などはできなくなってきています。オンラインの代理店によるキャッシュバックも大々的にはできないというのが現状のようなので、安全に一番手堅く機種変更ができるのは、公式のオンラインショップです。
まとめ
いかがでしたか?
今回はソフトバンクの機種変更をオンラインショップで行う際のメリット・デメリットをお伝えしてきました。
機種変更はオンラインショップのほか、ソフトバンクショップの店頭でも可能です。ソフトバンクショップの店頭で機種変更を行えば、即日機種変更ができてスピーディです。
しかし欲しい機種がなかったり、待ち時間が長かったり、頭金という名の販売手数料をとられたりと、デメリットも多くあります。
一方、オンラインショップでは待ち時間は必要ありませんし、在庫も豊富にあるのでほぼ欲しい機種は入手可能です。また頭金を取られたり無駄な有料オプションに加入させられたりといったこともありません。
キャッシュバックが禁止になった現在、急ぐのでなければソフトバンクショップの店頭で機種変更するメリットはないでしょう。機種変更をお得に、そして無駄なお金を払わずにやりたいのであれば、オンラインショップで行うのが一番お得です。
また代理店にはオンラインの代理店も存在します。キャッシュバックや特典をつけていることも多く、うまく契約すればよりお得に機種変更が可能です。ただし、良質でないサービスを行っている代理店も存在するので、申込をする際は気をつけて契約する必要があります。