ソフトバンク光からNURO光に乗り換えたほうが良い理由を徹底解説

ソフトバンク光は、割安の料金で高速インターネット通信ができるネット回線ですが、もしかするとNURO光に乗り換えた方が、ネット環境がより快適になるかもしれません。

そこで、「通信網・料金プラン・通信速度・サービス提供エリア」などについて解説し、どちらの光回線が良いか総合的に判断していきますので、是非参考にしてくださいね。

ソフトバンク光からNURO光に乗り換えるメリット

ソフトバンク光からNURO光へ乗り換えるのであれば、メリットが多くなければ意味がありません。

NURO光に乗り換えた方が良い理由を、「基本料金・通信速度・初期費用・キャッシュバック・スマホとのセット割」に沿って解説します。

NURO光は基本料金が安い

NURO光の料金プランは、全体的にソフトバンク光に比べて割安となっています。

以下にNURO光の戸建てタイプとマンションタイプの料金プランを一覧にしましたので、ご参照ください。

NURO光forマンションの料金プランは、戸建てと比べ少し複雑で、マンション内のNURO光利用者数によって「Hands-up会費」という設備維持費が毎月変動します。

4～6人：Hands-up会費 900円＋基本料金1,600円＝2,500円
7人 　：Hands-up会費800円＋基本料金1,600円＝2,400円
8人 　：Hands-up会費700円＋基本料金1,600円＝2,300円
9人 　：Hands-up会費600円＋基本料金1,600円＝2,200円
10人 ～：Hands-up会費300円＋基本料金1,600円＝1,900円

月額基本料1,600円とこのHands-up会費の合計となりますので、1,900円から2,500円の間になります。

ソフトバンク光の料金と比べるとNURO光の方が、戸建てで457円、マンションタイプで1,300円～1,900円も毎月安くなります。

通信速度が速い

NURO光は、通信速度が「最大上り1Gbps・下り2Gbps」の世界最速ネット光回線として有名です。

回線設備もNURO光独自のものを使用しているため、回線内の混雑が起きにくくなっています。

ソフトバンク光は、NTTフレッツ光の回線設備を利用している「光コラボレーション回線」のひとつで、最高速度は上下とも1Gbpsです。

光コラボレーション回線は、ソフトバンク光の他にも「So-net光・ビッグローブ光・ドコモ光」など全国で300社以上もあり、同じ回線を利用しているユーザーが多いため、混雑時は速度低下につながってしまいます。

以上のことから、ソフトバンク光よりNURO光の方が、高速で快適にインターネット通信ができるでしょう。

初期工事費が無料

NURO光は、工事費が戸建て/マンションともに40,000円かかりますが、分割工事費と同額が利用料金から割引きされ、実質無料になります。

• 戸建ての場合　　：1,333円×30ヶ月＝40,000円
• マンションの場合：1,111円×36ヶ月＝40,000円

ただし割引き期間中にNURO光を解約した場合は、工事費用の残債を一括で請求されますのでご注意ください。

キャッシュバックが高額

NURO光を、NURO光公式または代理店から申込むと、キャッシュバックなどの特典が受けられます。

公式と代理店では、契約出来るプランと入会特典が異なりますので表にまとめ解説します。

NURO光のマンションタイプは、始まったばかりのサービスで、代理店からはまだ申込みが出来ません。

マンションにお住いの方が、代理店アシタエクリエイトからNURO光を申込んだ場合、戸建てタイプでの申込みとなりますので、ご注意ください。

PlayStation®を選択する場合は、公式サイトでは本体に加え5,000円分のストアチケットが付き、電話オプションの加入が不要ですので、代理店アシタエクリエイトの条件よりお得です。

アシタエクリエイト申込みサイト

おうち割光セットがそのまま使える

NURO光でも、ソフトバンクスマホとセットで、ソフトバンク光と同じ「おうち割光セット」の割引きが受けられます。

割引き額は、ソフトバンクスマホの契約データ量によって決まります。

NURO光を個人名義で契約し、ソフトバンクのスマホ、3Gケータイ、iPadを利用していることが適用条件です。割引は家族で最大10回線まで適用できます。

割引きを適用させるには、オプション（550円～）を申込む必要がありますが、家族でソフトバンクスマホの利用者が多いと、毎月の通信費がかなりお得になります。

ソフトバンク光からNURO光に乗り換えるデメリット

ソフトバンク光からNURO光へ乗り換えは、メリットばかりではないので、デメリットについてもしっかり把握しておかないといけません。

NURO光のサービス提供エリアが少ない

NURO光はサービスを提供している範囲が、とても限られているのが最大のデメリットです。

現在、関東6県と東海、関西地方にサービスが提供されています。
【関東】東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬
【東海】愛知、静岡、岐阜、三重
【関西】大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良

以上の地域でも、利用できない地区がありますので、お住いの地区が利用可能か確認しましょう。
⇒NURO光サービス提供エリア（戸建てタイプ）

また、マンションにNURO光の設備が導入されているかを確認できるページは以下です。
⇒NURO光サービス提供エリア検索（マンションタイプ）

マンションの場合、設備が導入されていれば「NURO光forマンション」のプランを利用するのが一番お得ですが、設備が導入されておらず今後も見込みが薄そうな場合は、戸建て用のプランを利用するしかありません。

マンションタイプはまだ普及が少ない

NURO光のマンションタイプは、まだサービスを開始したばかりで、マンションにNURO光の設備が導入されていることは少ないです。

マンションタイプで契約するには、マンション内にNURO光利用希望者が4人以上いないと申込み出来ません、また利用を開始しても利用者が3人以下になると解約になってしまいます。

マンションタイプ導入までの流れは複雑なので解説します。

マンションタイプでサービス利用可能地区か調べる
⇒NURO光サービス提供エリア検索（マンションタイプ）
↓
エントリーフォームで申請を出す
↓
利用希望者が4人以上になった時点で管理者に設備の導入要望書を提出する
↓
NURO光の導入が可能か調査が入る
↓
マンション共有部の工事が入る
↓
各契約者宅内の工事が入る
↓
利用開始

まずは、NURO光の戸建タイプで契約を行い、他に希望者が出てくるまで待つのが通常の流れです。

ご自身で、マンション内の方に声掛けをすると早く利用開始できますが、マンションにどれだけ利用希望者がいるかを確認できるページもありますので、こちらも活用してください。
⇒NURO光マンション内の希望者数検索ページ

マンションに設備が導入されていない場合は、戸建ての料金プランを利用するという方法もあります。
ただしマンションタイプよりも割高になってしまうため、マンションタイプを利用できるのであれば、マンションタイプを導入したいものです。

ソフトバンク光の解約金が必要

NURO光に乗り換えるには、今お使いのソフトバンク光を解約する必要があります。

NURO光では、乗り換え時に他社回線の解約違約金負担はしていませんので、更新月以外にソフトバンク光を解約すると9,500円がかかります。

更新月が近い場合は、それまで待ってから乗り換えを行うと余計な費用がかからずおすすめです。

初期工事が必要

NURO光は、独自の通信網を使って光通信サービスを展開しているので、NTTフレッツ光の回線設備を利用しているソフトバンク光からの乗り換えは、開通工事が必要がです。

NURO光では、工事費実質無料のキャンペーンを行っているので、工事費はかかりませんが、屋外の工事と宅内工事が別々で入り、両方とも立ち合いが必要なため、導入まで時間と手間がかかります。

NURO光の導入まで、2・3カ月かかることもありますので、急いでいる方には不向きでしょう。

NURO光の乗り換え手順

戸建てタイプで、ソフトバンク光からNURO光に乗り換える手順を紹介します。

1. お住まいのエリアでNURO光が利用できるかどうかを確認する
2. 公式サイトまたは代理店からNURO光に申込む
3. 工事が終了しNURO光の開通を確認する
4. ソフトバンク光を解約する
5. ソフトバンク光を解約後にONUやルーターなどのレンタル機器をソフトバンクに返却する

NURO光とソフトバンク光は

ソフトバンク光からNURO光に乗り換える場合の、メリット・デメリットについてご理解いただけましたか？

NURO光は、格安で高速インターネットが使える光通信ですが、サービスを提供している範囲がまだ限られています。

特に、NURO光のマンションタイプは導入が進んでいないため、戸建てでの契約となるとソフトバンク光のマンションタイプの方が割安です。

ご自分のエリアで利用可能タイプを調べ、お得なほうの回線と契約してくださいね。