MNPとは?番号を変えずにお得に他社携帯に乗り換える方法はこちら!

契約している携帯会社を変えたいけれど、使っている電話番号を変えたくない場合は多いですよね。

携帯の電話番号を変更せずに、他社携帯に乗り換えることをMNPといいます。

今回は、ソフトバンクへMNPで乗り換える際の、手続きの方法やお得に乗り換えるためのコツなどをお伝えしていきます。

 

MNPとは?

MNPとはMobile Number Portability(モバイル ナンバー ポータビリティー)の略で、携帯の電話番号を変えずに他社携帯に乗り換えることをいいます。

他社の携帯に乗り換える際は通常手数料などの料金が発生しますが、キャンペーンなどを上手にすることで、かかる費用を抑えられるので、お得な乗り換え方法などもご紹介していきます。

 

MNPでできる事とできないことは?

MNPでは携帯の電話番号を変更することなく他社携帯に乗り換えることが可能ですが、携帯会社のメールアドレスは変更となります。

もし、携帯会社のメールアドレスを使用している場合は、メールアドレスの変更を知り合い等に通知する手間が発生します。

 

MNPの費用は?

MNPにかかる費用は携帯会社や切り替え時のタイミングによって異なってきますが、主に4つあります。

  • 契約事務手数料
  • MNP転出手数料
  • 契約解除料金
  • 携帯端末の代金

このうち「契約事務手数料とMNP転出手数料」はどの携帯会社でも、どのタイミングでも必ず支払う必要があるものです。

「契約事務手数料とMNP転出手数料」は会社によって異なりますが、2,000円から3,000円程度と考えていいでしょう。

「契約解除料金」は各社の規定でご自分のプランと契約期間等で異なります。

例えば、契約更新月でMNPで乗り換えをする場合は無料ですがそれ以外の期間はたいていかかるので、事前にご確認ください。

「携帯端末の代金」は端末代金を分割払いにしており、支払いが終わっていないタイミングでMNPをすると、残りの端末代金を一括で請求されます。

 

MNPをする際の注意点

MNPをする場合、乗り換え方によっては通話ができない期間が発生することもあり注意が必要です。

MNPをするには、MNP予約番号を契約中の携帯会社から取得し、乗り換え先の会社で開線の手続きをする必要があります。

契約中の会社で予約番号を発行してもらってから、切り替え先の会社でこの開線の手続きが完了するまで通話が行えませんので、常に通話できる状態にしておきたい方は気をつけるようにしましょう。

会社によっては店頭で即日開線できたり、ネットで自分で手続きすることによってすぐに通話ができるようになることも可能なので、通話ができない期間を最小限にしたい方は乗り換え方法もしっかりと検討しておくことをおすすめします。

 

お得に乗り換えるコツ

MNPでお得に乗り換えるには、切り替えの時期に気をつける必要があります。

携帯各社では契約期間を定めており、たいてい2年ごとに契約更新するような制度となっています。

この契約更新月のタイミングでMNPを行うと、「契約解除料金」が発生しませんのでお得です。

また、携帯端末の料金を月割りにしている場合、端末の残りの料金も一括で請求されますので注意が必要です。

 

乗り換えに適したタイミングは?

以上のことから、MNPで他社に乗り換える場合、コストや手続きの観点から最も適しているのは以下の時期です。

  • 2年契約の更新月
  • 携帯端末の支払いが終わっている

会社にもよりますが2年契約で契約している場合、契約してから2年経過した時点で1ヶ月~2ヶ月間の更新期間が設定されています。

この更新期間に他社へ乗り換える場合は、「契約解除料金」が発生しませんので乗換えを行うならこのタイミングがベストです。

契約解除料金は会社によっても異なりますが、2017年9月現在大手3社は一律で9,500円となっています。

また、携帯端末の支払いが終わっていないと、場合によっては数万円単位の請求が一度に来ることになり、負担が大きくなってしまいます。

乗り換えのタイミングは事前に必要になる料金を調べてから決めると、乗り換えのコストを抑えることができるでしょう。

 

ソフトバンクへMNPする手順は?

他社からソフトバンクへMNPする場合、MNP予約番号の取得、機種変更の手続きなどが必要になりますので詳しくご説明していきます。

 

①MNP予約番号を取得する

現在契約している携帯会社からMNP予約番号を取得する必要があります。

取得の方法や受け付けている場所がそれぞれ異なるので、自分の契約している会社の予約番号取得方法を把握しておきましょう。

予約番号の有効期間は各社異なるので注意が必要です。

有効期間を過ぎてしまうと、予約番号を取り直さなくてはいけず、余計なコストが発生してしまいます。

 

②事前準備は?

MNPでソフトバンクへ移行する場合、「本人確認書類・クレジットカードもしくはキャッシュカード・申し込み者の印鑑(サインも可)・MNP予約番号」の4つが必要です。

スマートフォンを契約する場合はこれに加えて設定するメールアドレス(gmail)を決定しておくと購入時の手続きがスムーズに。

またiPhoneに機種変更もする場合は、softbankとi.softbank双方のメールアドレスを決定し、Apple IDを取得しておくと、より手続きを早く済ますことができます。

 

③機種を選ぶ

ソフトバンクで利用可能なスマートフォン、もしくはiPhoneを選んで、ソフトバンクで購入します。

購入は店頭でも可能ですが、ソフトバンクオンラインでネット注文することも可能です。

 

MNPを一番早く出来るのは?

MNP予約番号を取得する方法は、「ネット・電話・店頭」の3つがあります。

このうち一番早く予約番号を取得できる方法としておすすめなのが、ネットで予約番号を取得する方法です。

24時間対応可能な会社もありますが、対応時間が限られていることも多いので気をつけましょう。対応時間にネットで手続きすることで、自宅にいながらにしてすぐに予約番号を取得することができます。

 

MNPのお得なキャンペーンは?

ソフトバンクへMNPを行うとお得になるキャンペーンがいくつかありますので、ご紹介していきます。

 

シンプルスタイル(スマートフォン)MNP端末割

スマートフォンを他社から乗り換える場合、端末の料金が最大10,800円割引になるキャンペーンです。

ただしディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクおよびワイモバイルからのMNPは対象外となります。

 

ワイモバイルからソフトバンクへのMNP

ワイモバイルからソフトバンクへのMNPでは、契約解除料金、番号移行手数料、契約事務手数料が無料になります。

さらに機種が4GスマートフォンもしくはiPhone5以降のiPhoneの場合、通信料が24ヶ月間1,000円割り引きされ、新しい機種を割安で持てます。

 

あんしんファミリーケータイ基本料無料プログラム

他社からMNPしてあんしんファミリーケータイを契約した場合、月額1,980円の基本使用料金が2年間無料になります。

なお、3年目以降は月額使用料金562円がかかります。

 

ソフトバンクのMNPベストな方法は?

ソフトバンクへのMNPは、Web販売店で契約をするかソフトバンクオンラインでの契約がおすすめです。

ネット販売店では、契約でキャッシュバックがもらえ、余計なオプション契約の心配もありません。

 

ネット販売店での契約

ネット販売店での契約はキャッシュバックをもらえることも多く、何かと手数料などの費用がかさむMNPにはうれしい特典が多く提供されています。

販売店によってキャッシュバックの内容は異なりますが、お得にMNPしたい方にはおすすめの契約方法です。

 

ソフトバンクオンラインでの契約

ソフトバンクが提供している公式オンラインの販売店での契約もおすすめです。

ソフトバンクが運営しているので、在庫も豊富で機種変更したい場合もこちらで手続きするとスムーズです。

またオンラインだけで全ての手続きが完了する上、対応も24時間可能なので、忙しい方や近くに店舗が無いといった方にも利用しやすいという利点があります。

 

ソフトバンクから他社へMNPするには?

ソフトバンクのスマホを使っていて、他社に乗り換えるケースについて説明します。

 

窓口で聞かれる事

窓口でソフトバンクをMNPの予約番号を取得する時に、解約理由などを聞かれます。

面倒に感じる場合は「MySoftbank」からもMNP予約番号の取得は可能なので、Webで手続きをしてもいいでしょう。

 

MNPで乗り換えする前にMNPにかかるコストを把握しよう

MNPでは「事務手数料・MNP転出費用・解約違約金」以外にも思わぬ費用が発生する事があります。

  • 家族割りに加入している場合料金の変動
  • 携帯端末代金の残債

MNPはタイミングによってもかかるコストが変わってくるので、MNPをしたい場合は契約の更新月や端末の残債を確認した方がいいでしょう。

また家族割りのサービスも受けられなくなる場合があるので注意する必要があります。

 

MNPで得する方法は?

MNPで得をするには、キャンペーンを上手に利用しましょう。

転出先の携帯会社で行われている各種キャンペーンなどを比較検討し、お得なキャンペーンを展開している会社と契約するといいでしょう。

また一部のネット販売店ではキャッシュバックをしているところもあるので、このキャッシュバックでMNPにかかる手数料を実質減らすことが可能です。

 

MNPの予約番号を取得した後の流れは?

MNPの予約番号を取得した後は、速やかに転出先の携帯会社で開線の手続きをしましょう。

MNPの予約番号は有効期限がきまっているため、その有効期限内に手続きを行う必要があります。

有効期限は概ね2週間前後ですが、各社でそれぞれで異なるので注意するようにしましょう。

 

お得なMNPはタイミングとキャンペーンが重要

MNPとは現在の携帯電話番号を変えずに他社に乗り換えることをいいます。

MNPを行うのには手数料などの費用がかかりますが、MNPを行うタイミングによってかかる費用に差が出てきます。

解約料金が無料になるタイミングでMNPを行うとよりお得にMNPをすることができるでしょう。

ソフトバンクへMNPする場合は、展開されているキャンペーンを利用した方がお得です。

ソフトバンクからMNPする場合は、Webで手続きをするとスムーズです、店舗に行く時間がない場合でも予約番号の取得が可能なのでおすすめです。