メリットはTポイントが貯まること
クレジット機能とプリペイドカード機能がある
Apple PayでもTポイントが貯まる
ソフトバンクカードはソフトバンクの発行しているプリペイド式のカードです。カードで買い物をするとTポイントも貯められます。今回はソフトバンクカードの特徴やお得な使い方、注意点などの情報をお伝えしていきたいと思います。
ソフトバンクカードの特徴
ソフトバンクカードとは、ソフトバンクの発行しているクレジット機能つきのプリペイドカードです。カードはコンビニや飲食店など多くのVISA加盟店およびTポイント提携店で利用することができ、利用するたびにTポイントも貯められるという仕組みです。なお、クレジットカードの国際ブランドはVISAのみとなります。
ソフトバンクカードでは現金をソフトバンクカードにチャージすると、バリューと呼ばれる値が貯まります。バリューをお店に支払うことで、実際の現金と同じように買い物ができます。
ソフトバンクカードの詳細
ソフトバンクの入会金、年会費などの情報を表にまとめました。
入会金 | 無料 |
年会費 | 無料 |
還元率 | VISA加盟店の場合200円でTポイント1ポイント→還元率0.5%
VISA加盟店かつTポイント提携店の場合100円でTポイント1ポイント→還元率1% |
換金率 | Amazonギフト券などを現金化する方法で換金すると、90%から95%前後の換金率で換金できる |
ソフトバンクカードは入会金、年会費が無料です。マイソフトバンクに無料で会員登録することで、ソフトバンクユーザー以外でもソフトバンクカードを入手することができます。
また、ソフトバンクの携帯やスマホを解約しても、マイソフトバンクのIDを新たに入手することで、ソフトバンクカードを使い続けることも可能です。
チャージ方法
ソフトバンクカードにバリューをチャージする方法は複数あります。以下にその方法を箇条書きにしていきます。
- ソフトバンクまとめて支払い
- Tポイント
- 口座振替
- 銀行振込
- セブン銀行ATM
- 銀行口座から即時チャージ
- クレジット機能のおまかせチャージ
ソフトバンクまとめて支払いとは、ソフトバンクの通信機器を契約しているユーザーが通信料といっしょにチャージした金額を支払うことができる仕組みです。ソフトバンクに支払い情報が登録してあるので、すぐにカードにチャージをすることができ便利です。一方簡単にチャージできてしまうので残高を確認しながらチャージを行う必要があります。
Tポイントからもチャージすることができます。貯めたTポイントをバリューに変換することも可能なので、Tポイントを有効に活用したい方には便利な機能です。
そのほか、銀行振り込みや口座振替、ATMからのチャージも可能で、さまざまな方法でチャージをすることができるようになっています。
ソフトバンクカードのメリット
ソフトバンクカードは審査が不要なので、誰でも持つことができます。プリペイド式なので、必要な金額をチャージして子どもに持たせるといったことも可能です。
扶養している家族が遠方に住んでいる場合、銀行振り込みや郵送で現金を送金するよりも手軽に仕送りをすることができます。
お得な使い方
ソフトバンクカードはバリューを使うたびにTポイントが貯まっていきます。Tポイントはバリューに変換することもできるので、ソフトバンクカードでお買い物をするだけでもお得です。
またアップルペイやsuicaと連携させてソフトバンクカードを使うことで、より高い還元率でカードを使うことができるようになります。
アップルペイを利用する
iPhoneを使っている場合はアップルペイでソフトバンクカードを利用することができます。アップルペイの支払いをソフトバンクカードとすることで、アップルペイで支払った分にTポイントが付与されてお得です。
アップルペイのsuicaを利用する
ソフトバンクカードでアップルペイのsuicaアプリをチャージすることができます。suicaのアプリにチャージすることで、Tポイントも貯められます。
クレジット機能のおまかせチャージでさらにお得に
さらに、クレジットカードのおまかせチャージ機能でsuicaにチャージすると、クレジットからのポイントも付与されて、Tポイントが2倍貯まります。
例えば1万円をsuicaにチャージする場合、プリペイド機能でsuicaにチャージすると、貯まるTポイントは50ポイントです。しかしクレジットのおまかせチャージ機能でsuicaにチャージすると、倍の100ポイント貯められるのでお得になります。
ソフトバンクカードのデメリット
ソフトバンクカードは特に大きなデメリットはありません。あえてそれほどお得ではないという点をあげるなら、以下の事があります。
- 通常還元率0.5%と、特別高い還元率ではない
- Tポイントをバリューに還元する際、還元率が0.85となる
- カードを紛失した場合保障が通常のクレジットカードより少ないことも考えられる
- おまかせチャージを使うと使いすぎてしまうこともある
- バリューに失効期間が設定されているので、期日までに使い切らないと損になる
ソフトバンクユーザーでTポイントを日頃から多く利用している方にはメリットが多いソフトバンクカードですが、そうではない方にとってはそれほど大きな得のあるカードではないかもしれません。
申し込み方法
スマホから申し込む場合は、ソフトバンクの指定するページをスマホで表示させ、そこから手続きを行っていきます。手順としては以下になります。
- QRコードを読み込んで指定されたURLへ移動
- プリペイドカードの登録完了メールが届くので、メールから申し込む
- その後カードは郵送で届けられる
- カードの裏面にサインを記入し、利用を開始する
ソフトバンクショップから申し込む
ソフトバンクショップの店頭からソフトバンクカードを申し込む場合の手順は以下になります。なお、一部の店舗ではソフトバンクカードを扱っていないこともあるので、事前に確認をしておくといいでしょう。
- 必要な書類(成人の場合は身分証明書、未成年の場合でおまかせチャージをする場合親権者の同意書類も必要)を用意する
- ソフトバンクカードを扱っているソフトバンクショップで申し込む
- Tポイントを連携する場合は連携を申し込む
- おまかせチャージを申し込んだ場合で、ソフトバンクの通信料も支払う場合は手続きをする
- クレジット機能がついていないソフトバンクカードを受け取る
- クレジット機能を申し込んだ場合はクレジットカードの審査を待つ
- クレジット機能の審査が通った場合は、クレジットカード機能のついたソフトバンクカードが送られてくるので受け取る(2日後に1枚目のソフトバンクカードは利用できなくなる)
- 裏面にサインしてソフトバンクカードの利用を開始する
クレジット機能をつける方法
クレジット機能をつけると、おまかせチャージやまとめて支払いサービスが利用できるようになります。
おまかせチャージとは
おまかせチャージとは、チャージされた金額が設定した金額を下回った場合、自動でチャージを行う機能です。
まとめて支払いとは
ソフトバンクユーザーの場合、クレジット機能のついたソフトバンクカードを申し込むと、通信料もまとめて支払うことが可能になります。チャージして使った金額と、通信料をまとめて支払うことができ、Tポイントも付与されるのでお得です。
クレジット機能を追加する手順
- 申し込みの際にクレジット機能を追加する
- 審査が行われる
- 審査に合格した場合は、クレジット機能つきのソフトバンクカードが郵送されてくる
- 到着後これまで利用していたプリペイド式のソフトバンクカードは利用できなくなるので破棄
- ソフトバンクカードの裏面にサインをしたら利用を開始する
未成年の場合は、クレジット機能を追加するために親権者の同意が必要になります。
解約方法・注意点
ソフトバンクカードの解約は、ソフトバンクのコールセンターから手続きすることができます。ソフトバンクのコールセンターは以下です。
0570-882-015(有料)
03-6865-1127(有料。つながらない場合はこの番号から。)
営業時間はAM9:00からPM5:00までで、元日を除き年中無休で営業しています。
解約をするにあたり、注意すべき点は以下の項目です。
- バリューチャージ残高は使い切る
- Tポイントは他のカードに移行するか塚切る
- 現金バリューを使い切れない場合は、金融機関に送ることも可能
ソフトバンクカードを解約すると、貯めていたチャージやポイントは失効してしまいます。解約する前に使い切るか、ほかに移動しておくようにしましょう。
その他
ソフトバンクカードを盗難されたり、紛失したりした場合は、カードの不正利用を防ぐために、なるべく速やかにカードの利用停止をソフトバンクに申請します。ソフトバンクカードの紛失盗難デスクは以下の番号です。
03-6865-1128(有料)
携帯電話および一般電話から利用可能です。年中無休、24時間受付ています。なお、この番号は盗難および紛失したカードの利用停止を受け付けるための番号なので、ソフトバンクカードに対する問い合わせは受け付けていませんのでご注意ください。
なお、ソフトバンクカードを紛失した場合は、 Tカードサポートセンターにもあわせて連絡する必要があります。Tカードサポートセンターへの連絡先は以下です。
0570-029-294(有料)
受付時間は10時から17時ですが、年中無休で受け付けています。
ソフトバンクカードを紛失した場合に必要な手続きは以下です。
- ソフトバンクカード紛失盗難デスクに連絡しカードを利用停止する
- Tカードサポートセンターに連絡する
ETCをつける場合
ソフトバンクカードはETCカードには対応していないので、ETCカードは作れません。ETCカードを作成したい場合は、別のクレジットカードを申し込む必要があります。
アプリの使い方
ソフトバンクカードと連携したスマホのアプリがあります。アプリの名称は「ソフトバンクカードアプリ」。Apple StoreおよびGoogle Playにてダウンロード可能です。
ソフトバンクカードアプリの主な機能は以下になります。
- Apple Payにカードを追加できる
- かんたんにチャージ可能
- 自動で家計簿を作成
- Tポイントの額や使用明細を確認できる
- Tポイントやバリューの使える店舗を検索できる
- 支払い金額を変更できる
まとめ
ソフトバンクカードはプリペイド式のカードです。遠方の家族に送金する際にも使えて便利で、提携店で利用することでTポイントも貯まります。
またクレジット機能を追加することで、よりTポイントが貯まりやすくなるので、Tポイントを日頃から多く活用しているユーザーには便利なカードでしょう。
さまざまなチャージの方法があるので、プリペイド式のカードでTポイントを貯めながら買い物をしたいという方には向いているカードです。