ソフトバンクのキッズ携帯(みまもりケータイ)は使えない?機能・コスパ・使い方を徹底解説!

ソフトバンクでは外出中の子どもたちの安心・安全を守る「みまもりケータイ」が発売中です。

新しいみまもりケータイ4では、新たに使える機能も増えました。

キッズケータイのひとくちに言ってもどのような物なのかご存知ない方も多いと思います。

そろそろ子どもたちにケータイを持たせようかな?でもどれを選べばいいんだろう?と悩む親御さんや、離れて暮らすおじいちゃん、おばあちゃんが心配だから何かいい方法はないかな?と迷っている方へ、今回はソフトバンクのみまもりケータイについてご紹介をしていきます。

 

ソフトバンクのキッズ携帯「みまもりケータイ」の特徴

まず、ソフトバンクのみまもりケータイの特徴を見ていきましょう。

 

端末はどんなもの

現在ソフトバンクでは、みまもりケータイ4を発売中です。

 

端末は画像の通り、コンパクトで持ちやすいサイズです。色は3色展開でブルーの他にピンクとホワイトがあります。

角が丸くなっているのでポップで可愛らしいところも子どもたちが持ちやすいポイントですね。

そして操作に必要なボタンの種類は3種類のみなので、子供や高齢の方も簡単に使い始めることができます。(ボタン操作・機能については後述します)

 

みまもりケータイの各種料金

みまもりケータイの端末代金は、一括10,320円払いと分割払い(月430円×24回)から選べます。

通話料金は、定額ライト基本料の490円で、端末代金を合わせると毎月の支払は約1,000円になります。

ちなみに、通話定額ライトは5分以内の通話は何度でも無料で、国内ソフトバンク同士家族通話は常に無料です。

ただし、家族通話無料サービスの利用には「家族割引」のお申し込みが必要になるので、ソフトバンクショップで契約時に手続きをしてください。

またソフトバンクでは現在12歳以下の方のお申し込みは、2カ月間基本料金割引サービスを行っていますので更にお得に、みまもりケータイを使い始めることができます。

 

解約違約金

通常のソフトバンクスマホなどと同じように、みまもりケータイにも解約違約金がかかります。

内容も通常と変わらずに2年自動更新となりますので、2年ごとの更新月以外は9,500円の解約違約金がかかります。

自動更新ですので、解約をしようと考えている方は、契約期間満了の翌請求月と翌々請求月の間に解約手続きを済ませましょう。

ちなみにソフトバンク「みまもりケータイ」には制約が多いことや、子どもたちの年齢があがると他のサービスも利用したいとの声が上がり解約してしまうことも多くあるようです。

 

カバーの料金

みまもりケータイには専用のカバーが販売されているので、カバーをつけておけば活発な子どもたちが万が一ケータイを落としてしまっても安心です。

楽天などでは豊富な種類が販売されていて、種類によって値段変わりますがおおよそ1,000円~2,000円前後で販売中ですので是非チェックしてみてください。

また手作りでカバーを作成することも人気なようです。

市販の布を使って作るやり方や、100均などでフェルトを組み合わせて縫うだけでも可愛いカバーが作れますので我が子だけのオリジナルカバーを作りたい、という親御さんにもオススメです。

 

キッズ携帯「みまもりケータイ」の全機能をご紹介

ソフトバンクのみまもりケータイには、この機種ならではの機能がついています。

みまもりケータイって他の携帯と何が違うのという質問にお答えします。

これが重要!防犯系の機能

まずはキッズ携帯を使う最大の利点である、防犯・安全確認系の4つの機能についてご紹介しましょう。

位置ナビ

ソフトバンクではGPS衛星または基地局の信号を用いて、お子さまの現在位置を確認することが可能です。

また、保護者が確認したい日時に位置情報を受け取ることもできます。(位置ナビ検索は1回5円です。)

この機能があれば忙しい時も、自動的に通知で位置が確認できるので嬉しいサービスですね。

そしてさらにこの機能のすごいところは、指定したエリアへの出入りの通知やあらかじめ決まった時間に居場所の通知が出来ます。

例えば、お子様の通学・塾への行き帰りなどにどの時間にどこにいるかがわかるので、いつもと違う動きがあればすぐに異変に気付くことができます。

 

防犯ブザー

防犯ブザーのひもを引くと大音量のブザー音が鳴る他に、自動で家族のケータイに連絡をする機能がついています。

一般的の防犯ブザーは家族のケータイに緊急時の連絡はできないので、この機能があればすぐに情報を受け取れて安心です。

 

高速移動をすると自動でメール送信機能

この機能はみまもりケータイが車や電車などでの高速移動を検知すると自動でメールを家族のケータイに送ってくれるものです。

子どもたちから直接連絡がなくても、みまもりケータイの動きで連絡を受け取ることができるのは、このケータイの大きな特徴です。

CSPケータイdeアシストサービス

万が一なにかがあった時に現場にプロの警備員が出動するサービスです。

月額:300円 出動料:5,500円となっています。

 

その他の便利機能

その他、充実したソフトバンクのみまもりケータイの機能はこちらです。

 

電話帳機能

発信は最大10件まで・着信は最大20件まで可能です。

また登録されていない人からの連絡はブロックされるので、子どもたちや高齢の方にも安心して使うことができます。

 

VoLTE対応

子どもたちは外で遊んでいたり騒がしい場所にいることが多いですよね。

この機能は、騒がしい場所でもはっきり聞こえクリアな通話ができます。

 

メール機能

*ソフトバンク公式サイトより

メール機能は自由文に加えて定型文・音声メール・絵文字の送信も可能ですが、管理者から登録設定された相手のみやりとりが可能です。(最大20件)

また通常の携帯に比べて少し制約があるのでこちらの表を参照してください。

この表を見ていくと、みまもりケータイからはSMS(ショートメッセージサービス)の送信が出来ないことがわかりますね。

※2  MySoftBankで「みまもりケータイからでんわを受ける」がONの連絡先に限られます。
※3  MySoftBankで「みまもりケータイからでんわをかける」がONの連絡先に限られます。

この表を見ると他社間のSMSのやりとりが出来ませんので、他社キッズ携帯とのやりとりは出来ません。

そしてみまもりケータイ4では、700文字を超える文章や添付ファイルは見ることができませんので、注意して下さい。

また、ソフトバンク「みまもりケータイ4」には、水にぬれても手が滑って落としてしまっても大丈夫な防水・耐衝撃機能やほこりやゴミにも強い防塵機能も備えています。

活発な子どもたちが利用してもOKな作りになっているということですね。

 

キッズ携帯「みまもりケータイ」の便利な使い方

上記のような機能を備えているみまもりケータイですが、実際に子どもたちにはどのように持たせるのがいいのでしょうか。

例えば、みまもりケータイにはストラップをつけるところがありますので、ネックストラップをつけてもいいですね。

また、端末が小さいのでベルトと一緒に通してポケットに入れておくことで置き忘れも防げます。

ランドセルにつけることもできますが、学校によっては携帯電話の持ち込みがNGなところもありますのでなかなか登下校では活躍の場が少ないかもしれません。

塾の行き帰りや保護者がいない場所で主に活躍するでしょう。

ちなみにソフトバンクみまもりケータイは、日本PTA全国協議会推薦商品に選ばれているので、お子さんに安心して持たせることができます。

 

キッズ携帯「みまもりケータイ」の設定・操作方法

みまもりケータイの設定と操作方法を図で分かりやすく紹介します。

電源・各種ボタンの解説

みまもりケータイは、子どもや高齢の方が利用することを主に作られていますので、一般的なスマホなどに比べて操作が簡単です。

メインで使うボタンは3種類です。

方向キー&センターキー・・・画像真ん中のボタンです。方向キーで画面のカーソルの移動ができ真ん中のセンターキーで各項目の決定が出来ます。

発信キー・・画像左側のボタンです。受話器のマークになっていますが、設定方法でワンタッチで発信をします。

戻るキー・・画像右側のボタンです。前の画面に戻ることができます。また2秒以上の長押しでマナーモードにもできます。

防犯ブザー・・ひもを引くと大音量のブザー音がなります。併せて家族へ居場所のメールを送信するので万が一のときも安心です。

 

みまもりケータイの設定方法

ソフトバンクのみまもりケータイを使用するには、管理者(保護者)の連絡先の設定が必要になります。

ソフトバンクを利用している管理者が、みまもりケータイの電話番号でMySoftBankにログインをして設定をすることが出来ます。

管理設定では、文字・時計設定・電話設定・メール設定・速度検知設定・生活みまもり設定が可能です。

まずは、保護者のソフトバンク携帯からみまもりケータイの設定をしていく、という流れになります。

 

位置ナビ(GPS機能)の使い方

ソフトバンク「みまもりケータイ」には現在地がわかる位置検索サービスを使うことができます。

このサービスは保護者が位置ナビサイトにアクセスできる対応機(携帯やスマホ)などを持っていれば、サイトにアクセスすると位置検索をすることが可能で、最大10人まで登録ができます。

ただし、検索する側(保護者)から位置ナビの申込みをして、月額200円を支払わないと利用が出来ないのでご注意ください。

そして、検索をする側(保護者)と検索をされる側(みまもりケータイ)がWEB使用料(月額300円)に加入していないとこちらのサービスは受けられないので、ここも併せて確認してください。

位置ナビの利用は、ソフトバンクの利用者でサイトにアクセスできる端末であれば加入が出来、逆に他社の端末からは検索はできない、ということになります。

そして一番気になる位置ナビのGPS精度ですが、みまもりケータイ3で精度に疑問の声が上がっていたのでかなり改善されているようです。

実際の利用者からも、おおよその位置が把握できるという声があがっているので安心して使えそうですね。

 

他社サービスとの比較をしてどっちがお得?

キッズ携帯に関しては、ソフトバンクだけではなく他社も提供中で、ほぼ横並びの料金となっています。

大手キャリアのNTTドコモ・auと比較してみると3キャリアとも制限内容や利用できるサービスもほとんど同じなので、親が使っている携帯会社で揃えるのが基本です。

ソフトバンクのみまもりケータイは料金体系もわかりやすいですし、端末も可愛らしいのでオススメです。

 

みまもりケータイのおさらいコーナー

ここまでソフトバンクキッズ携帯「みまもりケータイ」についてご紹介をしてきましたが、みまもりケータイならではの特長が色々とありました。

物騒な時代ですので、小さなお子様や、離れて暮らす高齢の方には月の利用料金も安いので、1台持ってもらうと安心ですね。

お子さんのファースト携帯としてソフトバンクのみまもりケータイをご検討してみてはいかがでしょうか。